なんでもできるように見えますが、ひとつのことしかやりません。

「なんでもできます」という人や会社に限って、「なにひとつ完璧にはできない」ことがよくあります。それに比べたら、「これしかできない」と、頑固に「専門」を守り続けるほうがずっとエライ。チャンス・オペレーションも、もちろん後者を自任しているのですが、仕事のフィールドをちょっと見渡すと、一見なんでもかんでもやっているように見える。パンフレットやポスターといったさまざまな印刷物から、新聞広告や雑誌広告といったグラフィック広告の制作。テレビCMやプロモーションビデオの企画制作。それから商品パッケージやプレミアムツールなど3次元のデザインもやっているし、近頃はWEBの仕事も増えてきた・・・。でも、それらは「ビジュアル・コミュニケーション」というひとつの「専門」の、別々のアウトプットなのです。パンフレットであろうが、CMであろうが、はたまた小さな商品パッケージであろうが、アウトプットは違っても、目指すものは一緒。伝えたいことを、コピーやデザインの力で、着実に伝える。感じてほしいものを、感じてもらう。そのためにアイデアや技術を研ぎ澄ますのが、私たち専門職の仕事です。なんでもかんでもやっているように見えて、じつはひとつのことしかしていない。チャンス・オペレーションのフィールドは、広いようでギュッと狭いのです。

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